ノートの選び方をチェックしよう

ノートの種類について

使用するノートはどういったものがいいのか、迷っている人もいるでしょう。ノートを選ぶ際に重要なのが、大きさです。持ち運びが不便な大きいサイズのノートだと仕事の邪魔になってしまいます。ポケットに入るサイズのノートでなければなりません。多くの看護師が採用しているのが、A6サイズのノートです。制服によってポケットのサイズは異なりますが、A6サイズであればほとんどのポケットに収まるでしょう。先輩の指導を受ける時、患者のケアを実施する時、職員同士でカンファレンスを実施する時など、あらゆる場面でノートが必要になります。いつでもすぐに取り出せるサイズのノートであることが重要です。
ノートのタイプについてですが、リングタイプはおすすめできません。リングタイプは何回もめくるうちに穴の部分が破れてしまうからです。場面に応じて何度もノートを開くことになるので、気づかないうちに破れてしまうリスクがあります。リングタイプではなく、大学ノートのように綴じたタイプがおすすめです。破れにくいだけでなく、ポケットから取り出す際に引っかかりにくいといったメリットもあります。
また、表紙がしっかりしているノートを選ぶようにしましょう。教えてもらったことを廊下で書いたり、立ったまま書いたりすることがあります。テーブルがない状況の場合、表紙がやわらかいと書きづらくなってしまいます。いきなりメモが必要になる場面もあるので、不安定な場所でも書きやすいノートを選びましょう。ポケットからの出し入れが多いので、表紙がやわらかいと破れてしまうリスクもあります。

ストラップをつけよう

忙しく動いている中で、ノートを紛失してしまう可能性があります。仕事の疲れから、集中力が切れてどこかにノートを置き忘れることもあるかもしれません。ノートには重要な情報が記されています。また、処置に関する情報なども記されているので、ノートを紛失することで情報漏えいや医療事故につながる恐れがあります。ノートを落とさないためにも、ストラップをつけましょう。
ストラップをつけるためにはノートに穴をあける必要があります。まずはノートの真ん中くらいを開き、左側のページの右下に穴をあけます。その際は穴あけパンチを使用してください。残り半分の方は、左下に穴をあけます。ノートの最下部から1cm程度上の位置が目安です。全てのページに穴が開いたら、ストラップを通しましょう。ストラップは100円ショップでも売っています。何度も買い替えるのを避けたい人は、もう少し高くて丈夫なストラップがおすすめです。