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看護師が勉強をしなくなってしまう理由

社会人の勉強が続かない理由

社会人になると勉強に対するモチベーションを維持できなくなります。その理由と対策を見ていきましょう。

社会人の勉強が続かない理由

勉強できない社会人が多い

勉強できない社会人が多い

とある研究所が行った調査によると、日本で自己学習をしている社会人は約33%しかいないことが判明しています。学生の頃は頑張っていた人でも、社会人になって勉強ができなくなったというケースも少なくないようです。なぜ、社会人は勉強が続かないのでしょうか。その理由としてまず挙げられるのが、「短期的な節目がない」ことです。学生時代は定期的にテストがあり、それが直接の評価につながっていました。しかし、社会人の場合は仕事の結果が重視されます。何らかのテストを実施し、成績がよかったとしても、それが業務に活かされなければ意味がありません。また、「身近に競争相手がいない」「勉強よりも日々の暮らしの方が大切」といった理由も多いようです。
とはいえ、社会人であっても勉強は必要です。特に、医療・看護技術が日々進化している現代において、看護師は勉強を続けなければ仕事ができなくなってしまいます。どうすれば勉強に対して前向きに取り組むことができるのでしょうか。具体的な方法を見ていきましょう。

どうすれば勉強できるのか

どうすれば勉強できるのか

勉強が億劫でついつい避けてしまう人は、あらかじめToDoリストを作っておきましょう。例えば、資格取得に向けた勉強であれば、試験日から逆算して1日にやるべき勉強の量を決められます。「今日は参考書を○ページやる」と、勉強する量をベースにタスクを決め、それをクリアするごとに適度な達成感を得られます。また、ToDoリストが記録されているので、これまでの進捗も確認しやすいでしょう。
どうしても気が向かない日もあるかもしれません。そういった時は、とりあえず5分間手を動かしてみましょう。人間の脳には作業興奮と呼ばれる作用があります。手を動かすことで脳内物質が分泌され、自然と集中力が高まってきます。とりあえず机に座り、テキストを用意して、今日やるべきタスクを書き出し、1問だけ解いてみてください。こうしているうちに5分間が経過し、そのまま勉強に取り組めるかもしれません。
とはいえ、煮詰めすぎてもいけません。勉強に集中して頭が疲れたと感じた時は、頭を空っぽにして過ごす時間も設けましょう。何もせずに外の景色を見たり、目をつぶってリラックスしたりしてください。脳が疲れていると、せっかく勉強をしても内容が入ってきません。なお、スマホを操作するのは集中力のさらなる低下を招くので絶対に避けてください。
自宅で勉強しても集中できない場合は、カフェなどに場所を移しましょう。景色が変われば自然と意識も切り替わり、集中できるようになります。

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