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看護師におすすめの時間管理術

時間管理術を有効活用する

勉強する際におすすめの時間管理術として、ポモドーロテクニックと52/17ルールを紹介します。

時間管理術を有効活用する

ポモドーロテクニック

ポモドーロテクニック

効率的に勉強するために時間管理術を有効活用しましょう。時間管理術の1つとしておすすめなのが、ポモドーロテクニックです。これは、25分間集中して作業した後、5分間の休憩を挟む方法です。短期的に集中したい時に役立つ時間管理術として広く知られています。

52/17ルール

52/17ルール

もう1つの時間管理術が、52/17ルールです。時間の限られる社会人が勉強するためには、効率的かつ効果的に集中力を持続させなければなりません。52/17ルールは、ポモドーロテクニックよりも長期的に集中できる方法です。具体的な方法としては、その名の通り集中する時間を52分間、休憩を17分間の配分で実施します。52/17ルールにおける集中作業は、より深い学習や複雑な問題に対するアプローチにおいて効果を発揮します。17分間の休憩は、次の集中に向けて脳に設けられるリフレッシュタイムです。中途半端な数字に思えますが、このバランスが最も疲労の蓄積を避け、効率的に勉強できる方法であることが判明しています。なお、52/17ルールは勉強だけでなく仕事の時間管理術として用いられることも多いです。看護師は休憩時間があらかじめ決まっているので仕事に取り入れるのは難しいかもしれませんが、プライベートでの作業には使えるでしょう。
52/17ルールの時間配分は生理学と心理学、双方の観点から科学的に導き出されたものです。52分間の集中は、課題に対する注意力を維持するのに最も適しており、なおかつオーバーワークによる疲労を避けられます。加えて、17分間の休憩を脳に与えることで疲労物質が抜け、フレッシュな状態で次の活動に取り組めるようになります。また、休憩中は勉強した内容が短期記憶から長期記憶に移るため、学習効果が飛躍的に向上するといったメリットもあります。

状況に応じて選択しよう

状況に応じて選択しよう

ポモドーロテクニックと52/17ルール、どちらも集中して作業に取り組む際に役立つ時間管理術です。どちらがいいかは、目的によって異なるでしょう。例えば、移動時間を使って医療用語を覚えるといった作業であれば、短い時間で取り組めるポモドーロテクニックが向いています。帰宅してからしっかり勉強したいのであれば、長い作業時間と休憩時間を組み合わせる52/17ルールが向いているでしょう。
どちらの時間管理術にするかは、自分が勉強する環境やタイミング、内容などによって臨機応変に決めてください。まずは、両方の方法を試してみるのがいいかもしれません。時間管理術を有効活用して、集中力を高めましょう。

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